「誰かのために」実行することは、素晴らしいことだ。

核家族が増える今、
田舎の大きなお屋敷で親戚中が何十人と集い、老若男女集まってワイワイガヤガヤ賑やかに語らう姿は珍しいのかもしれません。

そんな大家族の夏の数日間を舞台に展開するのは、世界の主要な生活機能を司るコンピューターシステムOZを乗っ取る、人工知能プログラムと一般市民の戦い。
懐かしい日本の原風景の中で繰り広げられる、最新のコンピューター内の戦いで、大切なものは結局、今も昔もなんら変わりはない、というお話です。

家族の絆、仲間との繋がり、信頼、使命感、愛や勇気が盛りだくさんの映画、『サマーウォーズ』をご紹介します。

映画「サマーウォーズ」公式サイト

映画「サマーウォーズ」公式サイト

主人公は数学オリンピックの日本代表に成り損ねた、高校2年生の健二。
彼はちょっと気弱で頼りないですが、数学に関して抜群の才能があり、人間的にも優しい青年。また、ここぞという時にきちんと自分の考えを主張でき、最後まで諦めない粘り強さをもつ人物として描かれています。
彼を囲む陣内家の人々は医師もいれば電気屋さん、自衛隊員、消防団員、警察官、救急隊員、水道局員、漁師、お母さんなどなど、その他の登場人物たちも、自分の仕事に誇りを持ち、一生懸命働いています。

人工知能との戦いでは、
花札が得意な夏希は花札で敵を倒し、
健二の友人のタカシは必死で健二のサポートをし、
格闘ゲームの世界的チャンピオンのカズマは、その才能を活かして敵に立ち向かいます。

非常時には各々が自分にできることでベストを尽くし、困難に立ち向かう姿が印象的です。
例え、健二やカズマのように際立った才能はなくとも、誇りを持って誰かのために必死で働ける志を持つことは素晴らしいことだと、彼らの背中は教えてくれます。
元気な子供たちは、そのような大人の背中を見て育つのです。

http://www.animeblog.lv/index.php/2010/03/18/summer-wars

最大の効果を得るために必要なことは?

誰かのために必死で働ける志と能力を持っていたとしても、その志を最大限に生かすにはどうしたらいいのでしょうか。
強い敵と戦うために、この映画では「力を合わせる」ことが重要なキーワードとして描かれています。

asahi.com(朝日新聞社):家族って、いいな 「サマーウォーズ」細田守監督にきく - マンガ+ - 映画・音楽・芸能

asahi.com(朝日新聞社):家族って、いいな 「サマーウォーズ」細田守監督にきく - マンガ+ - 映画・音楽・芸能

作戦を練り、『適材適所』で各々の能力を最大限に発揮することが大切であることを、彼らは教えてくれます。
能力の秀でた一人のチカラではなく、チームとしての総合力が戦いの勝敗を左右するのは、今も昔も変わらないのです

諦めたら解けない

最初の戦いで人工知能プログラムに負けた時の健二の言葉です。
数学の問題を解き慣れた彼だからこそ、わかるのでしょう。
途中で諦めてしまっては、答えにはたどり着けないのです。
諦めずに前に進み続けることが大切であることを、彼はカラダを張って教えてくれました。

サマーウォーズ ( 映画レビュー ) - ゲーム@ブログ ~PS3とMGOと、時々、日常日記~ - Yahoo!ブログ

サマーウォーズ ( 映画レビュー ) - ゲーム@ブログ ~PS3とMGOと、時々、日常日記~ - Yahoo!ブログ

小さな勇気から始まる大きなチカラ

人工知能との戦いで絶体絶命に追い込まれた時、彼らを救ったのは小さな男の子の、小さな勇気でした。
彼の小さな勇気があっという間に大きなチカラとなり、健二たちをピンチから救い出すことになります。
正しいと思ったとき、小さな勇気を出して声を上げることで、世界を救えることがあるかもしれない。
その事実はいざという時に、自らに勇気をくれるのではないでしょうか。

7月3日(金)のつぶやき その4 - 広島市南蟹屋・球場前(西)交差点 徒歩1分。

7月3日(金)のつぶやき その4 - 広島市南蟹屋・球場前(西)交差点 徒歩1分。

親以外友達以外が教えてくれることもある

勇気や友情を扱った作品は数々ありますが、
この映画は根底に『大家族』という軸を置くことで、老若男女いろいろの世代、様々な職種の人々と直接触れ合える環境を作り出している点が特徴的です。
核家族の今だからこそ、
親以外、友達以外の人たちと触れ合う機会は、子供を大きく成長させてくれるはずです。

このように「サマーウォーズ」は、
の成長や人格形成において必要なものが、たくさんたくさん詰まっている映画です。
是非、その視点から映画を楽しんでみてください。