なぜ多くの女性は自分の身体を売るのか

キャバクラや風俗などは他のアルバイトよりも非常に給与が高いです。
大学や専門学校に通いながらも働けますし、OLをしながらでも夜の時間帯や休日限定で働くことができ、女性にとってこれほど短時間で多くのお金を稼げる仕事はないのです。
それが多くの女性が自分の身体を売る理由だと思います。

しかし、問題視すべきことは女性の中に最終手段として風俗があることです。
なぜそのようなことが起こっているのか。
それは、高齢者や児童に比べて若い層への援助制度がないからです。
これは、働ける若い層は自分で稼ぐ努力をしなければならないと言われているようなものです。

正直、これから若い層の貧困状態にある人に対して、国がどうこうしてくれることはないと思います。

また、昔に比べセックスワークはハードルが低くなっています。
風俗店の競争が激化し、女性を求める店は常に多くあります。

中には、普通の家庭でも奨学金を早いうちに返すために働いている人がいます。
その理由は、今の大卒の給料では、生活で贅沢もできず、奨学金返済が始まると非常に生活が苦しくなります。
なので、風俗界で一番高く売れる10代後半から20代前半のうちにお金を稼ぐために風俗に手をつけるのです。

最近話題になっている「パパ活」の実態

そもそも「パパ活」とは・・・
風俗店などに所属せず、自分自身で援助してくれる高所得者を見つけ、お金をもらうかわりに身体の関係を持つことです。

現代のパパ活は、本当に驚くほど普通の大学生や専門学生、正規非正規で働く普通の女性たちが手を出しています。
その背景には男女間の収入差、世代間格差、若い世代の低賃金労働があります。
非正規雇用が40%を超え、自立する多くの未婚女性たちの生活は基本的に苦しいのです。
結婚や出産など長期的な展望が見えなくなった女性たちが、年上の男性から経済的な援助を前提に交際や恋愛をします。
普通に恋愛する人もいれば、売買春に近いような関係もあります。

Twitterで「パパ」となってくれる人を募集する人もいます。
「パパ活」をしている人は、容姿が綺麗な方が多いというのも特徴の一つかもしれません。
1回の関係で風俗以上に稼げることもある「パパ活」は、容姿が綺麗じゃないとできないのかもしれません。

また中には、女子高生もいます。
貧困でアルバイトをしないといけないけれども、風俗店やキャバクラで働けないため「パパ活」を行う人もいます。
売春などをやらないと生活できないのですが、「パパ活」は売春行為にあたり、違法行為です。
だからと言って、「パパ活」のように多くのお金をもらえる援助制度もありません。

今の日本は、矛盾だらけなのかもしれません。

社会が取り組むことは何か

これはあるNPO法人の代表に取材した時に聞いた話ですが・・・
今の社会は、生活保護など困ったら助けるという救貧型です。
しかし、生活保護の条件に当てはまらない人は困っていないのかと言われればそうではないと思います。
困っている人を出さない防貧型にならないといけないと思います。

私自身、取材した際、まさにそうだと思いました。

「パパ活」をしている女性の中には、平均並みの世帯所得にもかかわらず、弟や妹がいるから自分にはお金をあまりかけられないということで自分自身でどうにかしようとして、売春に手を出してしまうのです。

そういう風な人たちを出さないことが今の若い人たちのためになるのかと思います。

最後に・・・

今回私がこのようなテーマで書いた理由は、売春に手を出している人の多くが、自分で重荷を背負い、家族には言えず一人で戦っているからです。

売春のような違法行為に手を出させないためにも、家族の協力が必要不可欠だと思います。