寅さんでお馴染みの山田洋次監督が描いた「学校」シリーズの2作目。
北海道の高等養護学校を舞台に、生徒とそれを見守る教師たちの姿を、しみじみと描いた作品です。

描かれているのは高等養護学校での生活ですが、ハンディキャップを抱えているが故の問題だけにとどまらず、「子育て」「教育」全般に通じる苦悩や喜び、そして希望などが丹念に映し出されています。
また入学から卒業まで、彼らの成長する様子をしっかりと追うことで、現実の厳しさだけでなく、未来への希望を見いだせる作品となっています。

卒業間近の大冒険がもたらしたものは

北海道にある竜別高等養護学校で、
卒業間近のタカシとユウヤが、買い物に行くと言って学校を出たまま戻らないという事件が起きたところから、物語は始まります。
彼らを必死で探す教員たちの胸に浮かぶのは、これまで一緒に過ごした彼らとの日々。彼らは何を思い何処に行ったのか…。そして彼らが旅を経て得たものは何だったのか。
北海道の大自然と雪国の厳しく冷たい空気の中、彼らのおぼつかない冒険の旅を舞台に、それぞれの表情の変化を通して、彼らの想いが切々と描かれていきます。
また彼らを探しながら、教員たちも教育に対する思いや自分の人生について振り返ることになります。

http://blogs.yahoo.co.jp/tiggogawa66/57201921.html

竜別高等養護学校、3年前の4月。
軽度の障がいのため地元の中学に進学するも、酷いいじめに遭い、心を閉ざし話すことさえしなくなってしまったタカシ(吉岡秀隆)、ずっと母親に付きっ切りで療育されていたためか、新しい環境になかなか馴染めず暴れたり、大小便を垂れ流したりと問題行動が激しいユウヤなど、障がいを抱える個性的な生徒たちが入学してきました。

長年の経験から生徒に寄り添うことを信条にするリュウ先生、母のように温かく生徒を包む玲子先生、介助に明け暮れることも多い養護学校の厳しい現実と自分の教育者としての理想の狭間で苦悩する新人のコバ先生。
それぞれの教員が3年の間、現場で生徒たちと向き合い、それぞれの生徒に合った指導方法を手探りで見つけていく様子が丹念に描かれています。

入学当初からコバ先生がつきっきりで熱心に指導しても、問題行動が収まることがなかったユウヤが、ふとしたきっかけで目覚ましい成長を遂げる姿や、ユウヤに影響を与えたタカシがそれをきっかけにみるみる変化していく姿は、人間の心の不思議さと未知の可能性を示唆するものであり、その成長は毎日必死に生徒たちに向き合う教師たちの、喜びであり希望として描かれています。

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