jiikインタビュー:世界中の子供たちの音楽の楽しさを伝えるBRICK & GLORYプロジェクト

映像作家:UGICHINさん(写真左)
クラウドファンディング担当:出川光さん(写真右)

編集部:BRICK & GLORYが始まったきっかけを教えていただけますか?

UGICHIN:僕にも子供がいるんですが、ずっと前から音楽と映像で何か子どもたち向けにオモシロい番組を作れないかなあと考えていたんですねよ。
それで番組企画の資料を作って、いろんな人たちに話に行ってたんですよ。

でも、なかなか話が纏まらなかったですけど、ワールドアパート(音楽事務所)の浅野さん(代表取締役)に話したら、僕の企画を面白そうだねと言ってくれたんですよね。
もともと番組企画の中に、マクドナルドのドナルドのようなキャラクターを登場させることを考えていたんですね。そしたら、それがH ZETT Mにピッタリじゃんということで(笑)すぐに決まりました。
H ZETT Mくんも、もっと自由なスタイルで子どもたちに音楽の楽しさを伝えたいという思いもあったので、このBRICK & GLORYというプロジェクトを僕ら2人で始めることになったんですよ。

編集部:2012年に始まったBRICK & GLORYですが、当時よりプロジェクトの資金調達の手段としてクラウドファンディングを採用されていますが、その理由を教えてもらえますか。

UGICHIN:カッコいいことを言っちゃうと、「新しいことにチャレンジ」してみたかったんです。
このプロジェクトを始めた頃は、
本当にいろんな音楽番組に話を持って行ったんですよ。でもね、音楽業界全体の冷え込みもあって、なかなか上手くいかなかったんです。ちょうどその頃に、海外でアーティストがクラウンドファンディングを使って資金調達をしたという話を、チラホラと聞くようになったんですよ。
それなら僕らもクラウドファンディングを使って、プロジェクトをやってみよう!ということで、右も左も分からない状態のままでクラウドファンディングを始めて、支援しれくれた方へのリターン・グッズにも力を注いできましたよ。

編集部:グッズもとても可愛いですよね!

UGICHIN:そう、そこにはこだわりたいと思って、一回目は原宿のバウンティーハンターさん、それ以降もマジカルモッシュミスフィッツさんなどに協力していただきながら、かわいくてかっこいいグッズを作ってきたんですよ。

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編集部:第6弾となった「CLUB BRICK & GLORY」はどんなプロジェクトでしょうか。

UGICHIN:このプロジェクトが始まった時は自分たちが面白いと思うことをやろうってことで、これまではフェスとかCDを作るとか、フラッシュモブをやるとか、参加してもらう人たちも一緒に楽しめることをやってきたんですよ。
それで前回の第5回目から1年半くらいして、改めて今回のプロジェクトの話をしていて、原点回帰というかもともとの子供たちのための音楽番組を作って、もっと多くの子供たちに音楽の楽しさを映像で届けたいと思ったんです。

5回目のフラッシュモブまでは、映像を作ることや演奏をすることに関しては一流だけど、それをどう効果的にプロモーションしていくか、という点では素人同然だったんですね。やりたいことをやっていたという集団だったんですね(笑)
それで今回から、クラウドファンディングのプロとして出川さんに新しく入ってもらったり、Youtubeスタジオのスタッフの方にも協力してもらえるプロジェクトチームを作ることができたので、チームでいろいろ話し合って、今回からは番組をシリーズにしてYoutubeで公開していくことにしたんです。

編集部:出川さんはキャンプファイヤー(クラウンドファンディング)の立ち上げから関わられたとお聞きしましたが、BRICK & GLORYのどこに可能性を感じましたか?

出川:アーティストのプロジェクトというのは、基本的に会社やマネージャーさんが方針を決める場合が多く、資金調達が目的というのも少なくないんですが、このBRICK & GLORYは、UGICHINさんとH ZETT Mさんが主体となって、子供たちのために面白いことをやろう!と進めているプロジェクトという点です。
普通のアーティスト活動と違ってニーズは少ない分野なので、支援を集めるには苦戦するだろうな、というのが正直な感想でしたが、お二人の意志が明確だったので、そこには多くの人たちから支持される可能性を感じました。

編集部:今回からプロジェクトチームに入られて、何か難しいことはありましたか。

出川:UGICHINさんは撮影現場もそうですし、プロジェクト自体を主導する役割を担われているので、普通なら私のような立場の人間の意見はスルーされてしまいがちなのですが、しっかりと聞いていただき、クラウドファンディングの運用についても、細かいところまで私の意見を採用してくれるので、本当にチームメンバーとして尊重されて、一緒にプロジェクトを進められていると思っています。

UGICHIN:それは、僕が映像以外に関しては分からないことだらけなので、ちゃんと聞かないと、どうなってしまうんだって感じですよ(笑)
僕だけじゃなくて、みんなで目的を達成しようと考えているので。 

編集部:たしかに撮影の現場がとても明るくなごやかだったのが印象的でした。

UGICHIN:例えば撮影現場に一人でも楽しめていないスタッフがいたとしたら、その人も僕らと同じ気持ちに変えていかなくちゃ良い作品は出来ないと思うんですよ。
友達といる時でも同じで10人中10人が楽しめるのなら、やりたい事の手法や目的が多少変わっても僕はそれでいいと思っています。 まあ、言うのは簡単なんですけどね(笑)