この日の結果は…

1Fに降りてきてけっこう時間が経っていたので、息子の元へと戻りました。
表情を見る限り、どうも芳しくない模様。
それでも余計なストレスは与えまいと、遠くから見守るスタイルを崩さないで、息子が帰ってくるのを待ちました。

ようやく息子が戻ってきたので、結果を聞いてみると、ブスーっと不貞腐れながら、

「6回勝って4回負けた」

と、全敗を想定していた僕の予想を裏切る結果!
6勝?!まあまあ勝っとるやんけ!!
しかし、息子はこの日の昇格はならず。つまり、

×○○×○○×○○×

のように、2連勝して1敗するのを3回続けてしまったのです。昇級には3連勝が必要なため、今日はその条件を満たせず。

トイレについていくと、
鏡に映った自分の顔を、ものすごい形相で睨んでいる息子。
2連勝しておきながら肝心なところで、しかも3度も負けてしまった己の不甲斐なさに、体がワナワナと震えているようです。

(やだ…かっこいい…)

小学二年生にして、この真剣勝負。
僕は自分が小学二年生だった頃を思い出し、そして考えるのをやめました。あまりにもロクな思い出がなかったからです。
年代を超えた真剣勝負ができる将棋。恐るべし。

そして再度、将棋会館道場へ!

息子は相当悔しかったようで、
数日後の学校帰りに、再度将棋会館へ連れて行くことになりました。
この日は平日だったので、子供の数は少なめ。ほとんどが年配の方でしたね。

武市三郎・七段の解説に聞き入る息子。
次の一手を七段が周囲の人に聞きながら進めるのですが、それをボーッと見ていた僕が、

「そこのニット帽のお兄さん、どう?」

と指されてしまい、瞬時に「パァス!!」と答えた姿は、きっとめちゃくちゃカッコ悪かったことでしょう。

主婦の方との対戦にはかろうじて勝利。
しかし、その方の息子さんにメッタ打ちを食らうという展開(笑)
その子は5年生ぐらいだったんですけど、

「ここをこうすれば、僕が負けてたかなー。次同じような場面が出てきたら気をつけてね」

と、対局後の感想戦で息子に優しくアドバイス。
それを、うんうんと真剣な眼差しで聞く息子。なにこの胸熱なコミュニケーション。

髪の長いイケメンなお兄さんも上級者でしたが、駒落ちのハンデを突く将棋でなんとか勝利。
そして閉館ギリギリの21時までやり続けた結果…

15級→14級→13級へと、見事昇級!

めちゃくちゃ嬉しそうな子供の顔をみると、こちらの疲れも吹っ飛びます。
なにが疲れるって、
待合室で5時間も待ってみなさいよ!たいていの大人はグロッキーだよ!
次回からは電源フル装備で、近くのSUBWAYかドトールで仕事しようと思います。