りんごの香りがするローマンカモミールを庭のグランドカバーにしよう

ローマンカモミールはマーガレットを小さくしたよう

ローマンカモミールとの出会いは、今から遡ること15年前。バラ園に行った時のことです。
当時、中野一本木公園は入場料無料で、バラが全面に咲き乱れること以外は普通の公園でした。個人の寄付から始まったバラの咲き乱れる公園で、バラの季節に見に行くのを楽しみにしていました。

三男を幼稚園に送っていったあと、車数台に分乗して、ママ友と連れ立って公園にバラを見に行き、忘れたいほどつらい現実がないのにもかかわらず、現実をすっかり忘れて、バラにすっかり魅了されてしまいました。

咲き乱れるバラのそばに、ふと、白いマーガレットのような花が咲いているのに気が付きました。
お花屋さんをされていたママ友が

「それはカモミールよ。甘い香りがして、女性にとってもいいのよ」

と教えてくれました。
葉っぱも花も、甘いりんごのような香りがして、柔らかな葉にも心が癒されるかのようでした。

当時は公園内では苗などは何も販売していなかったので、翌日、また三男を幼稚園に送って行ったあと、ホームセンターに行き、小さな白いバラ「スノーシャワープチシャンテ」とローマンカモミールの苗をひとつずつ購入しました。
スノーシャワープチシャンテは初めて自分で購入したバラ苗で、今も元気に咲き続けてくれています。

ローマンカモミールはグランドカバーにぴったり

ローマンカモミールは横に横に広がって生えていき、草丈も5cm程度にしかなりません。
柔らかい緑の葉が一年中青々としていて、雪の下でも常緑のままです。直径1cm程度の小さな白いマーガレットのような花を春先に咲かせ、秋までちらほらと咲くこともあります。

ローマンカモミールの葉は通年柔らかく、素足で触れてもチクチクしません。
ハーブなので、踏むことでより丈夫になることと、踏むたびに甘い香りがやさしく立ち上るので、裸足で踏むこともできます。
皮膚病にも、万病にも効くといわれるローマンカモミールなで、草の汁がついても安心感があります。

水や肥料を特に与える必要もなく、バラなど、他の植物にも悪影響を与えないので、安心してどんどん増えていくのを見守っていけます。

Mellow meadow replaces lawn  | The Spokesman-Review

Mellow meadow replaces lawn | The Spokesman-Review

グランドカバーにして癒されて

最初は鉢植えで育てていましたが、鉢全体に広がったので、小さく株分けし、バラとバラの間を埋めるようにしながら、どんどん伸びるように隙間も十分に開けて、カモミールを植えつけました。

私がせっせと植えつけていると、次男が「なにしてるの?」と顔を出したので、

「カモミールを植えつけてるの。ハーブは踏んだ方が丈夫になるし、踏むとこれはりんごの香りがするんだよ」

というと、「俺も植えたい」と手伝ってくれました。

「ほんとだ、りんごの香りがする。植えたら踏んでみてもいい?」

植えた直後じゃないほうがいいと思いつつ、「いいよ」と言うととてもうれしそうな顔をして、

「りんごのかおり~」

と言いながら、せっせと苗を植えつけてくれました。
半年もしないうちにローマンカモミールはバラの下で全面に広がり、優しい香りのする優しい緑にあふれた庭にしてくれました。

ローマンカモミールがクリーピングタイムに駆逐される…

とても気に入っていたローマンカモミールですが、クリーピングタイムを5mほど離れたバラの横に植えたところ、これが大繁殖し、ふと、気が付いたら、ローマンカモミールがいなくなって、クリーピングタイムだけになっていました。

クリーピングタイムもいい香りはしますが、カモミールほどではありません。抜いても多分また繁殖してしまうので、ローマンカモミールをまず鉢植えで育て、ある程度増えてから鉢植えのバラの土周りにマルチングのように植えることにしました。
ウッドデッキ上にある鉢の上にまでタイムはやってきません。

とはいえ、癒しの芝の上のカモミールは少なくなってしまい、踏む楽しみが失われてしまいました。残念。。。