「算数・数学」が苦手な理由

株式会社バンダイは、小学1年生~中学3年生の子どもを持つ親900名に、「小中学生の勉強に関する意識調査」について子どもと一緒に回答してもらいました。
その結果、小中学生の「苦手な教科」「好きな教科」ともに「算数・数学」が総合、小学生・中学生個別ともに1位となりました。
好きな人がいれば、苦手な人も同じくらいいるということです。

なぜ多くの人が苦手なのか。
それはまず、計算に対して苦手意識がありすぎるところにあると思います。

小学校や中学校などの早い段階で授業について行けず、「自分は算数・数学ができないんだ、難しいんだ」と思い込んでしまうのです。
私の周りにも多くいました。
算数・数学を克服するためには、まずその苦手意識を無くすことから始めないといけないと思います。

そして、もう一つは公式だけを覚えようとするからです。
多くの人がテスト前に公式を覚えようと必死になっていました。
しかし、受験やテストではその公式を基盤とした応用問題が多くでます。
そのため、公式を覚えたとしても問題を解くことができず、苦手だと思い込んでしまうのです。

これは、あくまでも私の持論ですが、これまでの経験から言えることです。

文系で偏差値50の私が数学で東大志望者に勝った勉強方法

今回、私がこのテーマにしたのは、数学が一番得意な科目だったからです。
私は1浪して大学入りましたが、浪人生の時、数学の偏差値は70ありました。

元々あまり勉強は得意ではありませんでした。
高校時代も総合偏差値は50くらいでした。
数学も学校のテストでは1位2位を争うレベルでしたが、受験前の模試でも全くいい点数を取れませんでした。
しかし、私はこの半年後の模試では偏差値70を取りました。
これは筆記とセンター形式の両方の点数を合わせた数字です。
私がここまで伸びた勉強方法を紹介したいと思います。

1、公式は授業の時にしか見ない
先述したように私は、学校のテストでは1位2位を争うレベルでした。
しかし、模試でいい結果が出なかったのは、模試では学校のように公式に当てはめた問題があまり出ないからです。
そこで私がやったことは、公式は授業の時にしか見ないということです。
その理由は、公式を覚えようとするとその応用問題が解けないからです。
私は公式を見ない代わりにまず、その公式を使った基礎問題を解きまくりました。
そして、もし公式を忘れた場合、教科書を見るのではなく、過去に自分が解いた回答を見て思い出しました。

2、先生に添削してもらう
私は数学の先生に毎日、問題をもらい解いて添削してもらうことを続けました。
なぜ、自分一人で解かずわざわざ先生に添削してもらったのか。
それは、自分の苦手部分を知ることができるからです。
自分で解いてしまうと、どうしても自分が解ける問題だけやったり、わからなかったらそのままにしてしまうからです。
しかし、添削してもらうと自分の苦手な部分を発見でき、先生に解き方を教えてもらえます。
また、授業で習わなかった方法で解く裏ワザを教えてもらえます。
それは、試験での時間短縮にも繋がります。

3、問題をたくさん解く
算数・数学の一番の勉強方法は問題をたくさん解くことです。
大切なのは毎日解くことです。
そして、基礎問題をなるべきたくさん解くことです。
数学は基礎ができていないと応用問題は解けません。
ただ、基礎がしっかりとできれば応用問題は自然と解けるようになります。
私は、浪人生の時は必ず数学問題を毎日1時間解き続けました。
偏差値でいうと1年間で55から70まで伸びました。

4、他人に教える
数学に限らず、他人に教えることは非常に自分のためになります。
他人に教えようとするとき、どういう風に教えればわかりやすいのかと考えます。
いつもと同じ解き方もすれば違う解き方もします。
そうすることで、新たな解き方を身につけたり、さらに理解が増します。

なぜ算数・数学が大切なのか

算数・数学ができても将来に何も役に立たないとよく言われます。
たしかに、数学が仕事や日常生活に役立つことはほとんどありません。

しかし、算数・数学は受験においてとても影響が大きいのです。

算数・数学は、国語、英語と同様に受験において必ず受けないといけない科目なのです。
ほとんどの大学では、国語、英語、数学の3科目を最低でも受験しないといけません。

また、数学は文系学部の受験において非常に大きな役割を果たすのです。
文系を受験する人は、上の大学にいけばいくほど国語、英語の点数はあまり差がつきません。
差がつくのは数学なのです。
文系を受験する人の多くは、数学をあまり得意としていません。
これが私が東大に勝った理由の一つでもあります。
国語や英語は断続的な勉強が必要です。
国語に関しては論理的思考能力を身につけるのには、短時間では難しいです。
一方数学は、やればやるほど上達し、短時間でも成績は非常に伸びる可能性があります。
私が大学に合格したのも数学のおかげだと言っても過言ではありません。

このように、数学は受験において非常に大切なのです。

この数学が上達するために高校の範囲だと中学時代に習ったことやその応用がでたりします。
中学時代に習うことは、小学校時代に習ったことが基盤としてあります。
このように、算数の時点でつまずいてしまうと苦手意識を取り除くこともできない上に受験にも影響していきます。
早いうちに克服することをおすすめします。

最後に・・・

今回は、自分の経験を元に書かせていただきました。

今回紹介した方法で成績が伸びない子もいるかと思います。
しかし、数学において大切なのは基礎をしっかりとつけることです。
問題をたくさん解けばそれは自然と身につきます。

また、それ以上に大切なことは、苦手なものを苦手のままにしておかないことです。
苦手なものもいずれ克服しないといけない時がきます。
それが勉強において一番大切なことかもしれません。