壁の無い学校。でも子供たちはとびきりの笑顔。

4月の大地震で半壊してしまった再建設中の義姉の家に、子供たちを連れて遊びに行った日のこと。
家の外から向こうの方を見下ろすと、遠くの広い畑の中にトタン屋根がL字に建てられていて、150人ぐらいの学生が座っているのが見えました。

気になったので、散歩がてらひとり下までおりて行ってみました。
乾いた畑の上を歩いて静かに近づくと、小さな子供たちがクラスごとに分かれ勉強していました。
日本の小学一年から中学三年に値する「1~10クラス」の学生たちが、持ち運び式の小さな黒板を仕切りに、クラスごとに分かれて座っています。「校舎」には壁がないので、子供たちはすぐに私に気付き、照れながらこっちを見て笑っていました。

私は一番小さな子供たちのいるクラスの方へ行き、担任の先生らしき女性にナマステしました。

「少し見学させてくださーい。」

と言って先生に話を聞くと、元々向こうの山の上の校舎で4月の地震の後も授業は続けていたものの、最近もまた久々に少し大きく揺れたので、安全を考慮して別の安全な場所に新しく校舎を建てることにしたとのことでした。
それで校舎が建つまでの間は、このトタン屋根の下で勉強するとのことで、冬の寒い時期に床も壁もない屋外(だって土の上!)で勉強するなんて一見不便そうに見えますが、この通り子供たちは天真爛漫に勉強していました。

一年生は科学の授業。
ネパールでは、就学前クラスから科学の授業があるそうで、他の科目はネパール語、英語、算数、社会など。音楽、体育、図工などの科目は、学校によって教える所もあるそうですがあまり多くはないようです。
10分ほど、他のクラスの授業風景をふーっと見て回ったのですが、もう子供たちの瞳がほんとにキラキラしてて可愛くて、みんなをぎゅーっと抱きしめたくなっちゃいます。
また校舎が建ったら、遊びに行ってみようと思います。