映画のあらすじ

世界にはいろいろな国があって、
いろいろな人種の人が住んでいて、
いろいろな宗教があることは教科書に書いてありますが、その人たちが一体どんな暮らしをしているのかを想像するのはなかなか難しいものです。
この映画は、宗教上の理由から、女性に対する人権の制限が非常に厳しいとされるサウジアラビアで暮らす、10歳の少女の日常を描いた作品です。

日本では考えられない厳しい習慣や規則の中で、もがきながらも逞しく生きる女の子の姿には親近感が湧き、

「もし自分だったらどうするだろう」

と、子供でも容易に感情移入でき、広い世界を身近に感じるにはとてもよい作品です。

ワジダは好奇心旺盛な10歳の女の子。
彼女の今の最大の関心事は、男の子が乗っているような自転車を手に入れ、それに乗って彼らと競争をすることだ。
もちろん母親には買ってもらえず、
彼女は手作りミサンガを売ったり、逢引の仲介をしたりして小銭を稼いでいるが、自転車を買う金額には程遠い。
おまけにミサンガの密売も逢引の仲介も、校長先生に見つかって厳しく叱られ、もはや八方塞がりの状態。

そんな時、コーランの暗証大会が校内で開かれることになった。
優勝賞金は自転車を買うのに充分な金額、ワジダは優勝を目指して頑張るのです。