貧乏な旅から学ぶ今の幸せ

オンボロバイクにテントと毛布。所持金はほんの少し。
家族の笑顔に見送られて、彼ら二人はブエノスアイレスを出発します。
お金さえあれば、どこでもなんでもカンタンに手に入る今の時代ですが、カンタンに手に入ったものにありがたみは感じないのが人間というもの。
時には一文無しに不安を覚え1円のありがたみを知り、極限の空腹を体験しパンひとつの美味しさを知る、究極の寒さに身を震わせ毛布一枚の暖かさに涙をながす。
そんな旅も悪くないかもしれません。今の生活がどんなにめぐまれているのかを身体を張って体感できる貴重な経験です。
恵まれすぎたこの時代では実は贅沢な旅、究極のアドベンチャーではないでしょうか。

Literary Breaks  | Rough Guides

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可愛い子には旅をさせろ

医学部を休学して貧乏旅行に出るという息子を心配だけれども黙って抱きしめて見送る家族が素敵です。
なかなかできないと思うのですが、この親だからこの子が育ったのでしょう。是非見習いたいところです。
旅の途中の街のホテルに旅費の援助をさりげなく送金してあげていたあたりも実に心憎いです。