初めての子育てにアトピーに、頭がくらくら

長男は生後間もなく乳児湿疹が広がっていき、あれよあれよといううちに全身アワオコシ状態になり、数か月でアトピーと診断されました。当時の私はアレルギーに関する知識が乏しく、「右往左往」ということはこういうことを言うのだと思い知った毎日を送っていました。

そんなてんやわんやの我が家に、バレンタインのお礼か何かだったと思うのですが、夫の後輩から蘭の鉢植えが届きました。
四半世紀たっても忘れもしない、「ヒロシマスイートモモコ」。シンビジウムです。

当時の長男は「2時4時6時」と呼んでいましたが、1時半、3時半、5時半に計ったように毎晩泣き叫び、日中もかきむしらないか心配のし通しでした。夫も私も初めての子育ての上に、病気の子供を抱えて、寝不足が積もって夫婦間の会話もブラックすぎる状態に。。。

そんな殺伐とした我が家に、まさに手がかかりそうな蘭が登場。

「なんてものをおくってくるんだ!」

と怒髪天。
ふつふつと怒りがわくものの、送り返すわけにもいかず、部屋の片隅に置いていました。

シンビジウムの育て方がわからない

「蘭の水のやり方なんて知らないのに!」

と言いながら、手探りで水やりします。
今でこそネットでささっと検索できますが、四半世紀前なので、ネット環境もほとんどそろっていません。

丈夫なシンビジウムだったので、私のいい加減な世話でも元気に育ちました。
4年ほど、毎年水しかあげていないのに花を咲かせてくれました。
蘭はあまり肥料を必要とせず、シンビジウムは、ある程度日当たりと風通しの良いところに置いていれば元気に育つので、たまたまその条件に合っていたのかもしれません。
ビギナーズラックと言ってもいいぐらいです。

残念なことに、このときのヒロシマスイートモモコは、テレビで園芸家がやっていたのを真似して、ハサミでじょきじょき切って株分けした結果、枯れてしまいました。。。

素人が株分けするときは、手で二つにわけるか、切らずに一回り大きい鉢に植えなおすのがベストですが、当時はそんなことは知らなかったので、さようならしてしまいました(泣)

ヒロシマスイートモモコを部屋の隅に置いて、1週間ほど過ぎたとき、心に変化が。