疲れた心が花に癒される

いつの間にがシンビジウムに愛着がわき、

「枯れていないかしら」

と心配する自分がいて、
すらりと伸びた葉を濡れタオルで拭いてみたり、花の香りがしないか香ってみたり、もらったときはあんなに怒っていたのに、なんだか心がウキウキする自分がいました。

パタパタ忙しく家事をこなしていた時に、ふと長男が静かにしていることに気が付き、何をしているのか覗いてみたら、長男は蘭の前に座ってじっと蘭を見つめていました。
私が見ていることに気が付いた長男が、

「きれいねー」

と言ってにっこりしたので、

「きれいねー」

と彼の頭をなでながら横に一緒に座って蘭を見つめました。

ああ、私は疲れていたな。

このときしみじみと、余裕がないことを、子供と蘭に気づかされました。
まだ小さいのに病気に苦しむ子供の心も、花が癒してくれているようでした。

心に余裕がないからこそ、花を育てるのは良いことかもしれない。最初は怒ってごめんねと思った瞬間でした。
今の「No Green No Life」な生活はここからはじまったのかもしれません。