はじめまして。すずめうりです。

これまで子どもたちとやさい作りを経験してきました。
子どもが独立して私はやさいづくりにはまることに。その経験にもとづいて親子でできるやさしいやさいづくりを、野菜ごとにつらつらとまとめます。

子どもたちが大好きなじゃがいもを育てる!

その1回目は子どもの好きなじゃがいもです!
私はポテトコロッケが好物。このじゃがいも、植え付けから収穫まで子どもたちと体験できます。
初心者でも失敗が少ないほうです。

植え付ける前には、たい肥を1平方ⅿにバケツに1杯ほど入れてよく耕し、1~2週間おきます。
土がなじんだら、いもを準備していよいよ植え付け。

じゃがいもは、種ではなくいもを植えます。
ホームセンターや園芸店で「たねいも」を購入します。
家庭で食べるいもはおすすめしません。理由は、じゃがいもにはウイルス(食用には問題なし)が入りやすく、育ちが悪くなりがちだから。
ですので、検定済みの「たねいも」がおすすめなんです。

植えるいもは30~40gあれば育ちます。
大きいいもの場合には、図のように芽が2つ3つほどつくように縦に切り分け、1~2日間ほど乾燥させます。
いもの芽は一方の側に多いです。お子さんと確認してみてください。

芽が出ていないいもは、明るい窓際に置き(浴光催芽)、芽を出してから植え付けた方が、揃いがいいです。

土の酸性を中和する苦土石灰(くどせっかい)は、じゃがいもでは酸性が強くないかぎり入れません。
※アルカリ性で、そうか病になるので
いもの切り口に草木灰(そうもくばい)をつけることも、同じ理由からしなくていいです。

用意した「たねいも」を植え付け

さて、植え付けです!
畝の縦方向に幅15㎝、深さ15㎝ほどの溝をあけます。
たい肥を2つかみと化成肥料(もしくは有機配合肥料)をひとつかみ入れて土とまぜ、2,3センチ土をかぶせます。

そこへいもを30㎝間隔で並べます。
いものあいだに上の元肥と同じ肥料を混ぜてひとつかみずつ置きます。
土を地面の高さまでかぶせて軽く押さえます。この作業はお子さんもやりやすいですよ。

肥料は手ぶくろをしてあつかってください。
植えたところを横断面にするとこんなふうになります。
この肥料の置き方は根の張りぐあいを観察して自分なりに工夫しました!

水やりはせず、雨でじゅうぶん。
3~4週間ぐらいで芽が出ます。

ここでひとつポイントがあります。
芽が出る時期が早いと霜などで枯れることがあるので、3月上旬から中旬に植え付けます。早く芽が出てしまったら、腐葉土(なければ土)や寒冷紗をかけるといいです。

10センチほどになったら元気な2本程度に間引きします(芽かき)。手のひらで芽のまわりの地面を押さえて抜くと、イモがひっぱられずに抜けます。
その際にひとつまみの化成肥料(もしくは有機配合肥料)を株のまわりに追肥し、土を少し寄せましょう。

●ワンポイントレッスン!

「ひとつかみ」と「ひとつまみ」のちがいを説明します。
「ひとつかみ」とはグーでつかめるだけ、「ひとつまみ」は3本の指でつまめるほどです。
実用的な方法なので、ぜひ覚えておいてください!

さて、次はじゃがいもづくりのもう一つの重要なポイント「土寄せ」を説明します。